Stripeでできる決済方法まとめ(クレカ・Pay・銀行振込など)

Stripeでできる決済方法まとめ(クレカ・Pay・銀行振込など)
目次

はじめに:Stripeではどんな決済方法が使えるのか

オンラインで商品やサービスを販売する際、「どの決済方法を用意すべきか」は多くの事業者が最初に悩むポイントです。Stripe(ストライプ)は世界的に利用されている決済サービスで、クレジットカードだけでなく、Apple Pay やコンビニ決済など、複数の支払い方法にまとめて対応できるのが特徴です。
特に、ECサイトや予約サービス、デジタルコンテンツ販売などでは、決済の選択肢が少ないだけで「支払えずに離脱する」ケースが発生します。Stripeを使えば、こうした機会損失を減らしつつ、管理を一元化できる点が大きなメリットです。

なお、Stripe自体の基本的な仕組みや、どんなビジネスに向いているかをまだ整理できていない場合は、Stripeの全体像を初心者向けに解説した記事も参考になります。決済方法の話を理解する前提として、一度目を通しておくと安心です。
(例:Stripeが何をしてくれるサービスなのか、という視点)

このページでは決済方法についてまとめていますが、手数料について詳しく知りたい場合は、Stripe手数料をやさしく解説|計算方法と費用を正しく見積もるガイドも読んでみてください。

決済方法を把握することが重要な理由

決済方法は「多ければ多いほど良い」と思われがちですが、実際には自分のビジネスに合ったものを選ぶことが重要です。たとえば、若年層向けのサービスではスマホ決済の有無が影響しますし、高額商品ではクレジットカードや銀行振込の信頼性が重視されます。
また、決済方法ごとに手数料や入金タイミング、導入の手間も異なります。最初に全体像を把握しておくことで、あとから「この決済はいらなかった」「これは最初から入れておけばよかった」と後悔しにくくなります。

「全部入れれば良い」わけではない注意点

Stripeでは多くの決済方法を有効化できますが、必ずしもすべてを最初から使う必要はありません。むしろ、決済画面が複雑になりすぎると、ユーザーが迷ってしまい、逆に決済率が下がることもあります。
初心者のうちは、「よく使われる決済方法を少数から始め、必要に応じて追加する」という考え方がおすすめです。Stripeは後から設定変更ができるため、最初に完璧を目指さなくても問題ありません。

Stripeで利用できる主要な決済方法一覧

ここからは、Stripeで利用できる代表的な決済方法を順番に見ていきます。それぞれ特徴や向いているケースが異なるため、「自分のビジネスならどれが必要か」を意識しながら読み進めてみてください。

クレジットカード決済(Visa / Mastercard / JCB など)

Stripeの中心となるのがクレジットカード決済です。Visa、Mastercard、JCB、American Expressなど、主要な国際ブランドに対応しており、日本国内向けのビジネスであればまず外せない決済方法と言えます。
ユーザー側の慣れもあり、購入までのハードルが低い点が最大の強みです。また、定期課金や単発決済など、さまざまな支払いパターンに対応できるため、サービスの拡張性も高くなります。

Apple Pay / Google Pay

スマートフォン利用者が多い場合に検討したいのが、Apple Pay や Google Pay です。カード情報を直接入力する必要がなく、指紋認証や顔認証で支払いが完了するため、特にモバイル環境での決済率向上が期待できます。
Stripeでは、クレジットカード決済を有効にしていれば、条件を満たすことでこれらのウォレット決済も利用可能になります。「スマホからの購入が多いかどうか」が判断の目安になります。

QRコード決済(PayPay)

2025年からQRコード決済としてPayPayが使えるようになりました。(一部ユーザーのみ)
QRコード決済は手軽さから単発決済では有力な選択肢となるでしょう。 現在のところ、まだPayPayのみですが、他のペイも追加されると嬉しいです。
ただし、手数料がクレジットカードに比べると高いのが欠点ではあります。
それでも手軽に使えるQRコード決済の魅力は大きいです。

コンビニ決済(日本向け)

日本特有の決済方法として、コンビニ決済もStripeで利用できます。クレジットカードを使いたくないユーザーや、現金派の顧客が一定数いる場合に有効です。
一方で、支払い完了までに時間がかかる点や、未払いリスクがある点には注意が必要です。即時性が求められるサービスよりも、余裕をもって支払いを待てる商品に向いています。

銀行振込・Pay-easy

法人向けサービスや高額商品では、銀行振込やPay-easyが選ばれるケースもあります。クレジットカードの利用限度額を超える支払いが必要な場合や、経理処理を重視する顧客にとっては安心感があります。
ただし、入金確認に手間がかかる場合があるため、運用面も含めて検討することが大切です。

ウォレット・後払い系決済(対応状況の考え方)

Stripeでは、地域や契約状況によって、各種ウォレット決済や後払い系サービスに対応できる場合があります。ただし、すべてのビジネスで必須というわけではありません。
まずは「自分の顧客が実際に使いそうか」という視点で考え、必要になった段階で追加する、というスタンスが現実的です。

決済方法ごとの特徴と向いているビジネス

ここでは、Stripeで使える決済方法を「どんなビジネスに向いているか」という視点で整理します。自分のサービス形態と照らし合わせながら確認してみてください。

ECサイト・デジタルコンテンツ販売に向く決済

ECサイトやデジタル教材、オンライン講座などでは、クレジットカード決済が最優先になります。購入から支払いまでをスムーズに完結できるため、ユーザーの離脱が起きにくいのが理由です。
加えて、スマホ利用者が多い場合は Apple Pay や Google Pay を併用すると効果的です。入力の手間が減ることで、特に初回購入時のハードルを下げられます。
このタイプのビジネスでは「即時決済・即提供」が基本になるため、コンビニ決済や銀行振込は必須ではありません。まずはカード+スマホ決済に絞ることで、運用もシンプルになります。

予約サービス・単発支払いに向く決済

個別相談、イベント参加費、単発のサービス料金などでは、クレジットカード決済+一部の代替手段が選択肢になります。たとえば、カードを使いたくない層向けにコンビニ決済を用意するケースです。
ただし、支払い確認に時間がかかる決済方法を入れる場合は、「入金確認後に予約確定」といった運用ルールを明確にしておく必要があります。Stripe自体は柔軟ですが、ビジネス側の設計が重要になります。

高単価・法人向けサービスに向く決済

BtoBサービスや高額商品の場合、銀行振込やPay-easyが検討対象になります。法人顧客では、クレジットカード決済を避けたいケースも多く、振込対応があるだけで安心感につながります。
一方で、入金確認や消込作業など、運用コストは増えがちです。少人数で運営している場合は、「最初はカード決済のみ」「一定金額以上は振込対応」といった段階的な対応も現実的な選択肢です。

決済方法を選ぶときの判断ポイント

「どの決済方法を使うか」は、機能面だけでなく、顧客・価格・運用のバランスで考える必要があります。ここでは初心者が押さえておきたい判断軸を整理します。

ターゲット顧客(年齢・利用デバイス)

まず考えるべきは、誰が支払うのかです。若年層や個人向けサービスであればスマホ決済やクレジットカードの重要度が上がりますし、法人や年配層が中心なら銀行振込が安心されやすい傾向があります。
顧客は自分にあった決済方法が見つからないと、購入を諦めてしまうため慎重に検討しましょう。
「自分が使いたい決済」ではなく、「顧客が使いやすい決済」を基準にするのがポイントです。

商品・サービスの価格帯

価格帯によって、選ばれやすい決済方法は変わります。数千円程度の商品であればカード決済が主流ですが、数万円〜数十万円になると、限度額や経理の都合から別の決済方法を求められることもあります。
Stripeでは後から決済方法を追加できるため、最初はメイン価格帯に合った方法だけを用意し、反応を見ながら調整するのがおすすめです。
サブスクリプションに関してはクレジットカードがおすすめです。

決済率と運用コストのバランス

決済方法を増やすほど、顧客の選択肢は広がりますが、その分設定や管理も複雑になります。入金確認が必要な決済、未払いリスクがある決済などは、運用負荷も考慮しなければなりません。
初心者のうちは、「決済率が高く、管理が楽な方法」を優先するのが安全です。Stripeはシンプルな導入方法も用意されているため、まずは無理のない構成から始めるのが失敗しにくい運用と言えます。

Stripeで決済方法を有効化する流れ(全体像)

Stripeは高機能な決済サービスですが、基本的な流れを押さえておけば、初心者でも無理なく設定できます。ここでは「まず何をすればいいのか」という全体像を整理します。

Stripe管理画面での基本設定

最初のステップは、Stripeの管理画面(ダッシュボード)で決済方法を有効化することです。アカウント作成後、事業情報や銀行口座の登録を済ませると、クレジットカード決済は比較的スムーズに利用できるようになります。
コンビニ決済や銀行振込など一部の決済方法は、追加の設定や審査が必要な場合があります。そのため、「すぐに使う予定があるかどうか」を基準に、段階的に有効化していくのがおすすめです。

Checkout・Payment Linksを使う場合の考え方

実装に不安がある場合は、Stripeが用意している CheckoutPayment Links を使う方法があります。これらは、複雑な画面設計やセキュリティ対応をStripe側に任せられる仕組みです。
特に、決済率を重視したい場合は、最適化されたUIをそのまま使える Checkout が有力な選択肢になります。仕組みやメリットについては、決済率が上がる理由を初心者向けに解説した記事で詳しく紹介されています。

実装が必要なケース・不要なケース

「必ずプログラミングが必要なのか?」という点も、よくある疑問です。
結論から言うと、必須ではありません

・リンクを送るだけで支払いを受けたい → Payment Links
・標準的な決済画面で十分 → Checkout
・自社UIに完全に組み込みたい → API実装

このように、ビジネス規模や技術レベルに応じて選択できます。最初は実装不要の方法から始め、必要になったら段階的に拡張するのが現実的です。
ダッシュボードの設定はあくまでデフォルトの決済方法で、APIを使えば決済フォーム生成時に内容をカスタムすることができます。

よくある疑問・初心者がつまずきやすい点

最後に、Stripeの決済方法について、初心者がよく感じる疑問や不安を整理しておきます。事前に知っておくだけで、導入後の迷いを減らせます。

決済方法は後から追加・変更できる?

はい、可能です。Stripeでは、後から決済方法を追加したり、一時的に無効化したりすることができます。そのため、最初から完璧な構成を目指す必要はありません。
「まずはクレジットカード決済のみでスタートし、反応を見て追加する」という進め方でも問題なく運用できます。

手数料は決済方法ごとに違う?

決済方法によって、手数料や入金サイクルは異なります。特に、コンビニ決済や一部の代替決済は、カード決済とは条件が違う点に注意が必要です。
ただし、細かい違いを最初からすべて覚える必要はありません。導入候補に挙がった決済方法だけを個別に確認すれば十分です。

日本向けに最低限入れておくべき決済は?

日本向けのオンラインビジネスであれば、クレジットカード決済は必須です。加えて、スマホ利用者が多い場合は Apple Pay / Google Pay を検討するとよいでしょう。
それ以外の決済方法は、ビジネス内容や顧客層次第です。「選択肢を増やすこと」よりも、「迷わせないこと」を優先するのが、初心者にはおすすめです。
多すぎても迷ってしまいますから。

まとめ:まずはビジネスにあった決済方法から始めよう

Stripeでは多くの決済方法を利用できますが、最初からすべてを使う必要はありません。まずは、自分のビジネスと顧客に合った決済方法を把握し、シンプルな構成でスタートすることが大切です。
決済方法は後からいくらでも調整できます。Stripeの柔軟さを活かしつつ、無理のない形で運用を始めてみてください。

この記事を書いた人

システム開発やWeb制作をして15年以上。
このブログでは、これから起業したい人や小さくビジネスを始めたい人に役立つ情報を発信しています。
Stripeを使った販売方法や、ノーコードでサブスクを作るコツなど、
「やってみたい」を形にするためのヒントをお届けしています。

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